実りのない京都婚活
誰もがユータの行動を京都婚活だと評するのに、婚活じゃないと言い張る本人。
アイツはあくまでも結婚相手じゃなくて彼女を探してるつもりなんだな。
・・・でもいずれ結婚するつもりってんなら、やっぱりそれは婚活ってことになるけど。
そんなユータ、京都に住む旧友(女)に連絡をとりまくってどうなったかというと、結局誰にも京都で婚活してるって事実(本人は否定するけど)を信じてもらえなかった。
だって、あれほど彼女との仲を大々的に公表してたからな。
誰だっていつの間にか結婚までしちゃうんだろうと思ってたし、別れたなんて言っても信じないだろーよ。
それに、アイツが坂島に対して未練まる出しなの、皆気づいてるしな。
ぷぷっ。
アイツにゃ悪ぃけど、おもしれー。
京都に住む旧友に連絡とりまくって、でも誰も相手にしてくれないってことが分かると、ユータのやつ、次は付き合わなくてもいいからたまに会おうとか言い出しやがった。
コイビトになるためにはまずはトモダチから、ってか。
アイツは気づいてねーんだな。自分が今でも坂島からの連絡待ってるってこと。
他人でさえその様子が分かるのに、トモダチから入ったところで誰ともコイビトになれるわけねーんだよ。
アイツのこれまでの京都婚活は全部空回りになっちゃってるけど、どうにも気の毒とは思わねーんだよな。
それはやっぱり、坂島本人からの連絡がないためだろう。
オレとしても、坂島がユータを捨てたなんて天地がひっくり返っても考えられねーし、もし連絡のひとつでもあった日にゃあユータは京都婚活をまる投げして坂島ンとこに飛んでくんじゃね?
・・・よし。
それまではアイツの京都婚活模様で楽しませてもらうことにすっか(人でなしか)