京都婚活の決着となるか
某月某日、たまには男同士で飲みに行こうってことになって、ユータと京都の居酒屋に行ってきた。
なんかコイツと会ってると、幼馴染だろーが腐れ縁だろーが、人生ってこんなもんかって思えてくるんだよな。
話題はいつもならほとんど趣味のことばっかなんだけど、今回は単刀直入に聞かせてもらう。
結局、オマエは坂島のことどう考えてんの?
訊くと、「すっげぇ好き!」だとさ。
うっわ、コイツ、とうとう開き直りやがったな!
この人目もはばからずに愛を叫ぶあたり、大学生の頃の勢いに戻ってやがる。
となると、この先京都婚活はどうすんのかって訊いてみると、近いうちにちゃんと坂島と話してみるんだとか。
なるほど、そこまで腹をくくってんなら、オレが口出しするまでもねーな。
・・・って見守ってやれりゃいいんだけど、とりあえず今までのオマエの考えは勘違いだってことを知らせるために、現在の坂島の状況は教えてやる。
「なんでオマエがナツミのこと知ってんだよ」
・・・リエが全部知ってんだよ!
とどのつまりは、ユータが怖がって連絡しない代わりに、リエが坂島に話聞いてたってこと!
だから、最初から自分で連絡とってりゃあ、京都婚活だの三重のお見合いパーティーだの、苦労しなくて済んだはずなんだよな。
でも、時間はかかったけど二人で話し合う決心はついてるようだし、結果オーライとしよう。
リエによると、近いうちに坂島はいったん京都に帰って来るらしい。
ちょうどいい。
電話なんていわずに、直接会って話してこい。
もちろん、勘違いも京都婚活も全部さらけだしてな!
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